ダイエット・脂肪燃焼

在宅勤務に変わってから体型が崩れた方へ — 移行直後の急変対策と立て直す5ステップ

在宅勤務に切り替わってから、気づいたら体重が増えていた。ズボンのウエストがきつくなった。鏡を見るたびに「何かが違う」と感じる。

こういった声を、ここ数年で本当に多く聞くようになりました。

在宅ワーク移行のタイミングで体型が崩れるのは、「だらけた」わけでも「食べすぎた」わけでもなく、環境ごと変わったことで、それまで無意識に動いていた体の仕組みが止まってしまったからです。

この記事では、移行直後3〜12ヶ月に起きやすい体型変化のメカニズムを整理したうえで、パーソナルジムを活用して体を立て直す5ステップを具体的にお伝えします。

保戸塚 康裕
執筆 Re:Glow代表 保戸塚 康裕

NSCA認定パーソナルトレーナー(NSCA-CPT)。大手パーソナルジム勤務を経て独立し、Re:Glow パーソナルジムを設立。延べ3,000件以上のセッション実績を持ち、初心者から競技者まで幅広い層の指導を行う。

本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療上の助言を意図するものではありません。

在宅移行で「通勤NEAT」が消えた — 1日6,000歩の喪失が体を変える

オフィス勤務をしていたとき、通勤往復だけで1日6,000〜8,000歩を稼いでいた方が多くいます。

在宅勤務に移行すると、これが1,000〜1,500歩前後まで落ちることがあります。

この「ながら活動」による消費カロリーをNEAT(非運動性活動熱産生)と呼び、日常の移動・立ち仕事・家事などで消費されるエネルギーです。

個人差がありますが、通勤だけで1日150〜250 kcal 前後を燃やしていた方も珍しくありません。

「特に食べすぎていないのに体重が増えた」場合の多くは、このNEATの喪失が主因です。

「消費が減った」だけなのに「だらけた」と自分を責めてしまう方が多く、それが最もったいないパターンです。

食事リズムの乱れと「だらだらスナック」が体脂肪を増やす

もう一つ、在宅移行で変わりやすいのが食事のリズムです。

オフィスでは昼食の時間が自然と区切られていましたが、在宅になるとこの区切りが曖昧になります。

「もう少し仕事が片付いてから」と昼食が14時になったり、「小腹が空いたから」とスナックをつまむ回数が増えたりします。

朝食を抜くかわりに夕方から食事量が増え、夜間の血糖スパイクが起きやすくなる方も多くいます。

私が見ていて「在宅移行後6ヶ月で体重が5〜8kg増えた」という方に共通するのは、運動量の低下と食事リズムの乱れが同時に起きているケースです。

両方が重なると体型変化は加速します。

キッチンに常に食材がある環境も間食を助長し、オフィスにあった「人目がある」という抑止力がない分、歯止めがかかりにくくなります。

長時間の椅子姿勢が腰痛・猫背を作り、代謝をさらに下げる

在宅移行と同時に、姿勢の問題を抱える方も増えます。

自宅の椅子はオフィスチェアよりサポートが弱く、姿勢を意識する機会も減ります。

1日8〜10時間、骨盤が後傾した状態でパソコンを見続けると、腰椎の負担が蓄積し、猫背が習慣化します。

体型への影響は二段階で現れます。

まず体幹・臀部まわりの筋肉が使われなくなり筋量が落ち、次に猫背による呼吸の浅さが睡眠の質を下げ、成長ホルモンの分泌が減ることで脂肪燃焼効率もさらに落ちます。

「腰が重い」「肩がこる」「疲れやすい」という自覚症状は、この連鎖が始まっているサインの可能性があります。

詳しくは「デスクワーカーの姿勢を崩す4つの癖と、今日から始める5分メンテ」も参考にしてみてください。

立て直すための5ステップ — 移行から3〜6ヶ月以内が鍵

私の経験では、移行から3〜6ヶ月以内に介入した方は体型を戻しやすい傾向があります。

逆に1年以上経つと、姿勢・筋量・食習慣の固定化が重なり、立て直しに時間がかかります。

気づいた段階で動き始めることが最も重要です。

以下に、在宅ワーカーが実践しやすい5ステップを整理します。

Step 1: 歩数の下限を設定する

「1日最低4,000歩」を目安に、昼休みに15分間外を歩くだけで、在宅の歩数は大きく改善します。

NEATを完全に戻すのは難しくても、歩行で半分程度を補うことは現実的です。

Step 2: 食事の時間を固定する

「いつ食べるか」を決めるだけで、スナックの習慣化を防ぎやすくなります。

空腹感のコントロールは、食事量より食事リズムから整えるほうが継続しやすい傾向があります。

Step 3: 座り続ける時間を1時間以内に区切る

タイマーで1時間ごとにアラームを設定して立ち上がり、スクワット5回や肩甲骨ストレッチを挟むだけで、長時間座位による筋肉の低活動状態を和らげることができます。

Step 4: 昼休みにパーソナルジムを活用する

在宅ワーカーにとって、昼休みはジムを使える数少ない隙間時間です。

Re:Glow では45分のパーソナルトレーニングを提供しており、昼休み枠のご利用が増えています。

昼休みにジムは現実的? — 30〜45分で結果を出すランチタイム筋トレの組み立て方」も参考にしてみてください。

Step 5: 現状を数値化してもらい、プロに相談する

体型の変化は体重だけでは見えにくい部分があります。

体脂肪率・筋肉量・姿勢の状態を把握したうえで「何から優先するか」を決めるのが効率的です。

パーソナルジムのカウンセリングでは、現状の整理から始めることが多く、「何をすれば良いか分からない」という方にこそ活用していただきたいサービスです。

習慣化については「三日坊主から脱出する5つの仕組み — やる気に頼らない筋トレ習慣化」も参考になります。

まとめ — 環境が変われば、戦略も変える

在宅移行による体型変化は、意志の問題ではありません。

通勤NEAT・食事リズム・姿勢という3つの環境的な変数が変わったことへの、体の自然な反応です。

「崩れた」と気づいた段階で動き始めることが最も大切です。

移行直後の3〜6ヶ月は、まだ戻しやすい時期です。

一人で考え込むより、現状を把握してもらえる場所に一度足を運んでみてください。

日常に、整える時間を。
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