パーソナルトレーニングの効果

ジムは朝と夜の2回行くと効果的?1日2回トレーニングのメリット・部位の分け方・注意点を解説

「1日のうち朝と夜、2回ジムに行くと筋トレの効果は高まるのか」という疑問をRe:Glowでもよくお聞きします。

「早く成果を出したい」という気持ちから1日2回トレを検討している方は多くいます。

結論からお伝えすると、1日2回トレーニング(朝と夜)は正しく設計すれば効果的な手法です。

ただし、部位の分け方・強度・回復管理を誤るとオーバートレーニングになりやすく、逆効果になる可能性もあります。

この記事では、朝と夜に分けた1日2回トレのメリット・部位の分け方・ダイエットとの相性・注意点を、Re:Glowの現場での知見をもとに整理します。

保戸塚 康裕
監修者 Re:Glow代表 保戸塚 康裕

NSCA認定パーソナルトレーナー(NSCA-CPT)。大手パーソナルジム勤務を経て独立し、Re:Glow パーソナルジムを設立。延べ3,000件以上のセッション実績を持ち、初心者から競技者まで幅広い層の指導を行う。

本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療上の助言を意図するものではありません。

結論:朝と夜の2回トレは「設計次第」で効果的になる

Re:Glow パーソナルジム トレーニング風景

1日2回トレーニング(朝夜2部練)は、競技者や上級者が昔から取り入れてきた手法です。

筋肥大・脂肪燃焼・トレーニング量(ボリューム)の確保という観点では、適切に設計された朝夜2回の分割は1回より有利に働く傾向があります。

「朝と夜どちらが効果的か」という比較については、夕方〜夜にかけて体温・筋力ともにピークになりやすいため、高強度の筋力トレーニングは夜向きという傾向があります。

一方、朝は有酸素や体幹系に向いており、目的によって使い分けるのがおすすめです。

一方で、回復が追いつかない状態で繰り返すと、筋肉の合成が抑制される一因になり得るリスクがあります。

「量をこなせばそのまま結果に結びつく」というわけではなく、強度・部位・栄養・睡眠の4つが揃って初めて機能します。

以下の対象者別の目安を参考にしてください。

対象者1日2回の推奨度まず優先すること
トレーニング歴6ヶ月未満時期尚早な可能性あり週3〜4回×1回でフォームを定着させる
歴6ヶ月〜2年・食事管理できている検討可能部位分けパターンで試験的に導入
歴2年以上・食事・睡眠管理が習慣化適している週1〜2日から朝夜2回を追加
持病・摂食制限・睡眠障害がある方医療機関に相談が先かかりつけ医に運動量の上限を確認

これから詳しく解説していきます。

1日2回トレーニングのメリット

Re:Glow パーソナルジム 個室トレーニングルーム

メリット1:週間トレーニングボリュームを増やせる

筋肥大においては「週あたりのトレーニングボリューム(セット数×重量×回数)」が重要な要因とされています(NSCA〈全米ストレングス&コンディショニング協会〉のストレングストレーニング関連の教育資料でも週間ボリューム管理の概念が参照されており、Re:Glowトレーナーもこの考え方に基づいて指導しています)。

1回のセッションで詰め込める量には個人差がありますが、疲労が蓄積するにつれてパフォーマンスは下がります。

朝と夜に分けることで、1セッションあたりの疲労を抑えながら週間のボリュームを確保しやすくなります。

メリット2:異なる目的のトレーニングを組み合わせられる

朝は有酸素運動や体幹トレーニング、夜は筋力トレーニング、という組み合わせが代表的です。

目的別に内容を分けることで、干渉し合いにくい状態で両方をこなせます。

有酸素+筋トレを同日にこなしたい方にとって、時間を分けることは干渉効果(コンカレントトレーニングによる筋肥大抑制として研究で議論されています)を軽減するうえで有効な選択肢になる傾向があります。

メリット3:食前・食後の代謝特性を活かせる

朝の空腹時は体内のグリコーゲン(糖質)が少ないため、脂質代謝が相対的に高まりやすい状態になりやすいという報告があります(ただし、これが体重・体脂肪率の減少に直結するかは別問題で、個人差が大きく、空腹での高強度運動はパフォーマンスが下がる方もいます)。

夜の筋力トレーニングは食事によるエネルギー供給が整っているため、高重量を扱いやすいという特性があります。

朝と夜の代謝状態の違いを意識することで、それぞれのセッションを目的に合わせて設計できます。

次の一歩

自分のトレーニング設計が適切かどうか、まずプロに相談してみましょう。無料カウンセリング&無料体験(約60分・無料)で現状を整理できます。

朝と夜で部位をどう分けるか

Re:Glow パーソナルジム ウエイトトレーニング

基本原則:同じ部位を同日2回追い込まない

最も避けるべきは、同じ筋肉群を朝夜両方で高強度で追い込む設計です。

筋肉は刺激を受けた後、修復・合成のプロセスに48〜72時間を要する傾向があります。

同日内で同じ部位を重複させると、修復が始まる前に再度刺激を与えることになり、合成効率が低下する可能性があります(個人の回復力・栄養状態によって差があります)。

部位分けパターン例

パターン①:上半身×下半身
  • 朝:下半身(スクワット・レッグプレス・ランジ)
  • 夜:上半身(ベンチプレス・ローイング・ショルダープレス)
パターン②:プッシュ×プル(押す×引く)
  • 朝:プッシュ(大胸筋・三角筋前部・上腕三頭筋)
  • 夜:プル(広背筋・僧帽筋・上腕二頭筋)
パターン③:筋力×有酸素
  • 朝:軽めの有酸素(30〜40分のランニングやサイクリング)
  • 夜:筋力トレーニング(全身またはメイン部位)

どのパターンを選ぶかは、週全体の分割計画・目標・回復力によって変わります。

目標が「筋肥大」か「ダイエット」かによっても最適な組み合わせは異なります。

週間スケジュール例:朝夜2回を取り入れた設計

曜日補足
下半身(高強度)単独セッション
有酸素30分上半身(高強度)朝夜2回の日
完全休養
体幹・コア下半身(中強度)朝夜2回の日
上半身(高強度)単独セッション
有酸素30分軽め
完全休養

このスケジュールはあくまで一例です。

体力・生活リズム・目標によって調整してください。

同じ部位を朝夜で行う場合

競技者レベルでは、同部位を1日2回行うプロトコルも存在します。

しかし、この方法は回復力・栄養管理・絶対的なトレーニング量の蓄積という条件が揃っていないと効果よりリスクが上回る場合があります。

一般的なトレーニーには、まず部位を分ける設計から始めることをおすすめします。

ダイエット目的での朝夜2回トレの相性

Re:Glow パーソナルジム カウンセリング

消費カロリーの観点では有利になりやすい

ダイエット目的では、1日の総消費カロリーを増やすことが重要な要素の1つです。

1回のトレーニングを2回に分けることで、運動後の代謝上昇(EPOC:運動後過剰酸素消費)を1日に2回発生させることができます(個人差があります)。

消費カロリーの絶対量という観点では、朝夜2回のアプローチは優位になる傾向があります。

カロリー制限中は特に注意が必要

ダイエット中はカロリー制限との組み合わせが多くなります。

摂取カロリーが不足した状態で1日2回のトレーニングをこなすと、エネルギー不足から筋肉が分解されやすくなります。

ダイエットと筋力維持を両立するためには、タンパク質摂取量の確保(体重1kgあたり1.5〜2g程度が目安)と、トレーニング前後の栄養補給が特に大切です。

体への負担:「疲れているのに痩せない」の罠

過度なトレーニングと睡眠不足が重なる状況では、ストレスホルモン(コルチゾール)の分泌が慢性的に増える場合があります。

コルチゾールの上昇が持続する状態では、脂肪燃焼効率に影響する可能性があることが一部の研究で指摘されていますが、健康状態・睡眠量・摂取カロリーなど複数の要因が絡むため、個人差が大きく一概には言えません。

「頑張っているのに体重が動かない」という状態が2〜3週間以上続く場合は、トレーニング量を一時的に減らして様子を見ることも選択肢の1つです。

症状が気になる場合は医療機関に相談することをおすすめします。

次の一歩

ダイエット目的の1日2回トレを検討している方は、食事管理の設計も含めてプロに相談するのがおすすめです。無料カウンセリング&無料体験(約60分・無料)で整理できます。

注意点:こんな状態では1日2回トレを避けること

Re:Glow パーソナルジム トレーナー指導

オーバートレーニングのサインを見逃さない

以下のサインが出始めたら、トレーニング量を一時的に減らすことを検討してください。

  • 慢性的な疲労感が続く
  • 睡眠の質が著しく下がっている
  • いつもより重量が大きく落ちている
  • 気分の落ち込みやモチベーションの急低下
  • 朝の安静時心拍数が平常より高い状態が続く

これらは「トレーニング量が回復能力を超えている」シグナルとして捉えることができます。

量を増やしてさらに頑張るよりも、一時的に回復を優先することが、長期的には成果に近づく傾向があります。

トレーニング経験が浅い場合

トレーニング歴が6ヶ月未満の方が1日2回を始めるのは、基本的には早すぎる可能性があります。

神経系・筋肉・腱・関節が十分に適応していない状態で負荷を倍増させると、怪我のリスクが高まります。

まずは1回のセッションの質を高め、フォームを固めることを優先するのがおすすめです。

セッション間のインターバルは最低6時間を目安に

朝のトレーニング終了から夜の開始まで、少なくとも6〜8時間のインターバルを確保することを目安にしてください。

この間に食事・水分・仮眠(15〜30分程度)を入れると回復の助けになります(個人差があります)。

セッション間が短すぎると、疲労が抜け切らないまま2セット目に入ることになります。

Re:Glowの現場視点 — 1日2回トレで見えてくること

Re:Glow パーソナルジム 設備・施設

現場視点1:「朝夜2回やっているのに伸びない」相談の多くは栄養不足が原因

Re:Glowでは、1日2回トレーニングを取り入れているクライアントから「重量が伸びない」「むしろ体が絞れてきた(筋肉が落ちた感覚)」という相談をお聞きすることがあります。

これはRe:Glowのトレーナーが対応した複数のケースで共通して見られた傾向であり、全員に当てはまるものではありませんが、食事記録を確認したところ、トレーニング量に対してタンパク質・総カロリーの摂取が追いついていないという状態が多くありました。

例えば、30代男性のクライアント(週5日・朝夜2回、ダイエット目的)のケースでは、約2ヶ月の経過観察の中で、摂取カロリーが1,500kcal台にとどまり、体重あたりのタンパク質摂取量が目安の半分以下だったことが判明しました(本人の同意を得て匿名で紹介しています。特定の個人への一般化はできません)。

食事を見直してタンパク質を1日150g以上(体重75kgの場合の目安)に引き上げた後、重量が徐々に戻り始めたという経過でした。

特に「ダイエット目的で朝夜2回やっている」という場合、食事を絞りながらトレーニングを増やしているため、エネルギー不足が筋肉の分解を一因として引き起こす可能性があります。

持病や摂食に制限がある方は、まずかかりつけの医療機関に相談したうえでトレーニング量を決めることをおすすめします。

1日2回を続けるなら、食事の設計を同時に整えることが前提条件です。

現場視点2:三鷹台店と深大寺店のクライアントで多い「2回行けた日だけ充実感がある」という傾向

Re:Glowを利用されているクライアントの中には、週に1〜2日だけ朝夜2回通い、残りは1回という柔軟な活用をしている方がいます。

これは三鷹台店・深大寺店のトレーナーが2024年10月の開業以来、継続的に把握しているクライアントの行動傾向です(Re:Glow独自の観察であり、サンプルは限られています。個人差があります)。

「週4回×1回」よりも「週3回×1回+週1回×朝夜2回」という設計の方が、生活スケジュールにはめ込みやすく、かつ継続しやすいという声もあります。

毎日2回を義務化するよりも、繁忙期は回数を落とし、余裕がある日に2回入れるというフレキシブルな運用が、長期継続という視点では現実的です。

完全個室で予約制のRe:Glowは、朝と夜を別々に予約してそれぞれ使いたい時間帯に来られるため、こうした柔軟な使い方に向いています。

三鷹台店・深大寺店のセッション環境

1日2回トレを始める前のチェック

Re:Glow パーソナルジム エントランス

1日2回を始める前に、以下の3点を確認しましょう。

  • [ ] トレーニング歴が6ヶ月以上ある(神経系・筋腱の適応が済んでいる目安)
  • [ ] 1セッション後に翌日の疲労が残らない(回復力の基準)
  • [ ] 食事記録があり、1日のタンパク質摂取量が把握できている

3つすべてに該当する場合は、週1〜2日から試験的に導入できます。

1つでも当てはまらない場合は、まず1回×週3〜4日のペースを安定させることを優先しましょう。

よくある質問(FAQ)

Q1. 筋トレを朝と夜、どちらが効果的ですか?

一般的には、夕方〜夜にかけて体温・筋力・反応速度がピークになりやすいという報告があります。

そのため、高強度の筋力トレーニングは夜向きという傾向があります(個人差があります)。

一方で、「朝しか時間が取れない」「朝の方が集中できる」という場合は、時間帯にこだわりすぎるより継続できる時間を選ぶことの方が重要です。

Q2. 筋トレ1日2回は毎日続けるべきですか?

毎日2回を義務化するのは回復管理の難易度が高く、多くの方には現実的ではありません。

週の中で「2回入れる日」と「1回または休みの日」を組み合わせるハイブリッドな設計の方が、持続的な成果につながりやすい傾向があります。

週全体のボリューム管理を優先し、1日の回数にこだわりすぎない設計をおすすめします。

Q3. 朝と夜で同じ部位を鍛えても大丈夫ですか?

同日に同じ部位を2回高強度で追い込むのは、初〜中級者には回復が追いつかないリスクがあります。

上記の部位分けパターン(上半身×下半身、プッシュ×プルなど)から始め、回復状況を見ながら調整するのがおすすめです。

競技者レベルの同部位2回プロトコルは、食事・睡眠の管理が整った上での選択肢です。

Q4. 朝夜2回のトレーニングはダイエットに効果的ですか?

消費カロリーを増やすという観点では、朝夜2回は1回より有利になる傾向があります。

ただし、カロリー制限と組み合わせる場合は筋肉の分解に注意が必要です。

タンパク質摂取量とトレーニング前後の栄養補給を整えながら進めることをおすすめします。

まとめ:1日2回(朝と夜)トレの設計で大切な3点

Re:Glow パーソナルジム 三鷹台・深大寺

1日2回トレーニング(朝と夜)は、正しく設計すれば効果を高める手法です。

以下の3点を押さえて取り組むことをおすすめします。

  • 部位を分ける:同日同部位の2回追い込みは避け、上半身×下半身やプッシュ×プルで分ける
  • 栄養を整える:1日2回のトレーニング量に見合ったタンパク質・カロリーを確保する
  • 回復を優先する:オーバートレーニングのサインが出たら量を減らし、睡眠・休息を優先する

Re:Glowでは、朝と夜の2回を別々の時間帯で予約できる完全個室のパーソナルジムです。

1日2回の活用を含め、トレーニング計画や食事設計についての相談はいつでもお受けしています。

次の一歩

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