パーソナルジムの選び方

妊娠中のパーソナルジム — 医師の許可と段階別トレーニングで安全に運動を続ける方法

「妊娠中もできる範囲で運動を続けたい」「体重管理のためにパーソナルジムを使えるか」という相談は、Re:Glowにも妊婦さんからお寄せいただきます。

この記事で答える主な疑問:
  • 妊娠中にパーソナルジムへ通っても大丈夫? → 結論セクションで医師許可の前提を整理
  • 妊娠初期・中期・後期で運動内容はどう変える? → 妊娠期別ガイドを比較表で解説
  • 避けるべき種目は何か? → できる種目・控える種目の一覧
  • 産後復帰までどう繋げる? → Re:Glow現場視点と関連記事リンクで提示

結論からお伝えすると、妊娠中の運動は「主治医の許可」と「低〜中強度の段階設計」が大前提です。

健康な妊婦さんが医師の承認のもとで適切な強度の運動を行うことは、一般に推奨されている範囲です(参考: 厚生労働省「健康・医療」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/index.html /日本産科婦人科学会「市民の皆様へ」 https://www.jsog.or.jp/modules/diseases/index.php?content_id=4 を妊婦の健康・運動関連情報のエントリー先として活用できます)。

ただしリスクのある妊娠経過(切迫流産・前置胎盤・高血圧合併等)の場合は安静が必要なため、自己判断で運動を再開・継続することはおすすめしません

この記事では、妊娠中にパーソナルジムを安全に活用するための医師連携・期別の運動内容・避けるべき種目をRe:Glowの現場視点で整理しました。

保戸塚 康裕
監修者 Re:Glow代表 保戸塚 康裕

NSCA認定パーソナルトレーナー(NSCA-CPT)。大手パーソナルジム勤務を経て独立し、Re:Glow パーソナルジムを設立。延べ3,000件以上のセッション実績を持ち、初心者から競技者まで幅広い層の指導を行う。

本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療上の助言を意図するものではありません。妊娠中の運動可否・強度・種目はすべて産婦人科医の判断を最優先してください。本記事の内容は医師の許可を代替するものではありません。

結論 — 妊娠中の運動は「主治医の許可」が最優先

Re:Glow パーソナルジム 妊娠中の運動

このセクションの要点: 妊娠中の運動は医師の許可・書面確認を起点に、リスクのある経過の方は原則運動を控える。

妊娠中の運動は、主治医の許可と書面での運動可否確認を起点に進めるのがRe:Glowの基本方針です。

トレーナーは医療的判断を代替できないため、医師の許可がない状態で妊婦さんの運動メニューを設計することはありません。

具体的には以下の流れで進めています。

  • 妊娠の有無・週数を初回ヒアリングで確認
  • 主治医への確認を依頼(運動可否・強度の上限・避ける種目)
  • 医師の許可が出た範囲でメニュー設計
  • 体調変化に応じて毎回強度を調整
  • 異変があれば即セッションを中止し受診を促す
運動が許可される妊娠経過は、一般的に「健康な妊婦・正常経過・合併症なし」のケースが中心です。

以下に該当する方は、原則として運動を控え、まず主治医にご相談ください。

  • 切迫流産・切迫早産の経過がある
  • 前置胎盤・低置胎盤と診断されている
  • 妊娠高血圧症候群・妊娠糖尿病の診断がある
  • 多胎妊娠で医師から安静指示が出ている
  • 子宮頸管が短いと指摘されている
  • 性器出血・腹痛・破水疑いがある

参考:

  • 日本産科婦人科学会「市民の皆様へ — 月経・妊娠関連の疾患情報」 https://www.jsog.or.jp/modules/diseases/index.php?content_id=4
  • 日本産科婦人科学会「学会出版物・委員会報告」 https://www.jsog.or.jp/ (ガイドライン産科編・周産期編の所在)
  • 厚生労働省「健康・医療(健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023)」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/index.html (対象者別の身体活動・運動推奨事項に妊婦の項あり)
この記事を読むことで得られること:
  • 妊娠中の運動を始める前の医師連携の流れが分かる
  • 妊娠初期・中期・後期で運動内容がどう変わるか分かる
  • 避けるべき種目と続けられる種目が整理できる
  • パーソナルジムが妊娠中に向いている5つの理由が分かる

妊娠期別の運動可否と注意点

Re:Glow パーソナルジム 期別の対応

このセクションの要点: 初期は強度を落とす・新規開始は慎重に、中期は安定すれば低〜中強度OK、後期は転倒注意で座位中心。

妊娠期は大きく3つに分けられ、それぞれで運動の可否や強度が変わります。

妊娠期週数の目安運動の方向性主な注意点
初期〜15週原則として強度を落とす・新規開始は慎重に流産リスク期。医師許可必須
中期16〜27週体調が安定すれば低〜中強度OK腹圧種目・仰向け長時間は避ける
後期28週〜体重を支える種目中心、有酸素は短時間後期はバランス低下、転倒リスク注意

※ 上記は健康な妊婦さんで主治医の許可がある場合の一般的傾向です。

すべての妊娠経過に当てはまるわけではありません。

妊娠初期(〜15週)

妊娠初期は流産リスクが最も高い時期で、新規の運動開始は基本的に避けることが推奨されます。

すでに運動習慣のある方も、医師の判断で強度を大幅に落とすのが一般的です。

  • 高重量の筋トレ → 中止または重量を50%以下に(医師指示が最優先・非該当条件あり)
  • 高強度の有酸素 → ウォーキング程度に
  • HIIT・激しい有酸素 → 中止
  • ストレッチ・モビリティ → 医師許可があれば低強度で継続可

つわりが強い時期はそもそも運動どころではないケースも多く、「無理に動かさない」が最優先です。

妊娠中期(16〜27週)

体調が安定する方が多く、運動を継続・再開しやすい時期です(個人差があります)。

医師の許可がある前提で、以下の範囲が一般的に行われています。

  • 軽〜中重量の筋トレ(仰向けを避ける)
  • ウォーキング(30〜45分)
  • マタニティヨガ・マタニティピラティス
  • 水中ウォーキング
  • 骨盤底筋群のトレーニング
仰向けで長時間動作する種目(一部のベンチ系)は、子宮が大静脈を圧迫する可能性があるため避けるのが一般的です(参考: 日本産科婦人科学会 https://www.jsog.or.jp/modules/diseases/index.php?content_id=4 )。

妊娠後期(28週〜)

お腹が大きくなり重心とバランスが大きく変わる時期です。

  • 立位での重量種目 → 控えるか、座位・支え付き種目に切り替え
  • 腹圧をかける種目 → 中止
  • 長時間の同一姿勢 → こまめに休憩
  • ウォーキング → 30分以内・無理のない範囲

転倒リスクが上がるため、自宅・スタジオの足元を整えることも重要です。

産後復帰の準備として産後パーソナルトレーニングはいつから始められる?医師の許可時期と段階別の進め方も参考にしてください。

次の一歩

主治医からの運動許可書を持参のうえ、Re:Glowで安全な妊娠中メニューを設計したい方は、無料カウンセリング&無料体験で目的整理(約60分・無料)から始めてみませんか。

パーソナルジムで実施できる種目・避けるべき種目

Re:Glow パーソナルジム 妊娠中の種目選び

このセクションの要点: 骨盤底筋・上半身軽重量・モビリティはOK、高重量スクワット・仰向け長時間・HIITは控えるのが一般的。

医師の許可がある前提で、Re:Glowの現場で実施しているメニュー方針を整理します。

妊娠中も実施しやすい種目

  • 骨盤底筋群トレーニング: ケーゲル運動、ヒップリフト(軽め)
  • 上半身の軽重量トレーニング: ローイング、軽いラットプルダウン
  • コア(深部)の安定化エクササイズ: バードドッグ、四つん這いベース
  • 股関節・足首のモビリティドリル: ストレッチ・可動域確保
  • ウォーキング・マシンウォーカー: 軽い有酸素

妊娠中は控えるのがおすすめな種目

  • 高重量スクワット・デッドリフト: 腹圧負荷が大きく、特に中期以降は避ける
  • 仰向けで長時間行う種目: 子宮による大静脈圧迫リスク
  • HIIT・高強度インターバル: 心拍数の急上昇は避ける推奨
  • ジャンプ・反動を伴う種目: 関節靭帯がリラキシンで緩むため怪我リスク
  • 腹圧を強くかける種目: クランチ・シットアップ等
  • ホットヨガ・サウナ系: 高温環境は妊娠中の推奨外

種目の最終可否は主治医の判断を最優先とし、Re:Glowでは医師の指示に従ってその場で組み替えます。

パーソナルジムが妊娠中に向いている5つの理由

Re:Glow パーソナルジム 個室の安心環境

このセクションの要点: 完全個室・医師指示反映・体調急変対応・産後接続・通院との両立柔軟予約。

妊娠中の運動でパーソナルジムが向いている理由を、5つの具体策で整理します。

理由1: 完全個室で他人の視線・接触を避けられる

混雑したジムでは、他人が大きな器具を運ぶ・通路でぶつかるといった接触リスクがあります。

完全個室のRe:Glowなら、他人との接触リスクを最小化でき、安全な環境でセッションができます。

理由2: 医師の指示に基づきメニューを毎回再設計できる

「今週は子宮頸管の張りが少し気になる」「医師から重量を下げるよう言われた」など、週単位での状態変化にトレーナーが個別対応します。

集団型のジムやスタジオレッスンでは、こうした個別対応は難しい領域です。

理由3: 体調急変に即対応できる

セッション中に張り・めまい・気分不良が出た場合、トレーナーがすぐ気づき、座位・休憩・水分補給に切り替えられます。

異変が続く場合はセッションを中止し、ご家族または病院への連絡を一緒に判断します。

理由4: 産後復帰までの長期計画が立てられる

妊娠中から産後復帰までを同じトレーナーが見守る形式で、産後の体型変化・骨盤底筋群の回復まで一貫してサポートが可能です。

産後トレーニングへの接続は産後パーソナルトレーニングはいつから始められる?医師の許可時期と段階別の進め方で詳しく解説しています。

理由5: 通院との両立がしやすい柔軟予約

妊婦健診の予定変更や、つわり・体調変化に応じた当日変更にも、Re:Glowは柔軟に対応しています。

「予約した日だから無理して通う」という発想を完全に外せる運用です。

Re:Glowの現場視点 — 妊娠中サポートで実践していること

Re:Glow パーソナルジム 三鷹台店の妊婦対応環境

このセクションの要点: 医師許可確認/対話強度ベース/姿勢柔軟切替/産後復帰仮押さえ予約という4つの現場運用。

Re:Glowで妊娠中のお客様と一緒に進めてきた、現場で実践している対応パターンをご紹介します。

プライバシー保護のため個人が特定されない形にまとめています。

現場視点1: 主治医からの「運動許可書」または明確な口頭指示を必ず確認

妊娠中のお客様には、主治医から書面または口頭で許可された運動内容を必ず初回・各妊娠期の境目で確認します。

確認項目は以下の通りです。

  • 運動可否(YES / NO)
  • 強度の上限(最大心拍数または自覚的運動強度)
  • 避ける種目(具体名)
  • 中断すべき症状(出血・腹痛・破水等)

医師の指示が不明確な場合は、Re:Glowからのメニュー実施を一旦保留にしてご来院をお願いするケースもあります。

現場視点2: 「対話強度」での運動を基本にする

妊娠中の運動強度の現場目安として、「会話ができる強度を超えない」を基本にしています。

息切れで会話が途切れるレベルは負荷が高すぎるサインで、すぐに強度を落とします。

これは公的機関でも一般的に推奨されている目安で、主観的運動強度(RPE)でいう11〜13(楽である〜ややきつい)の範囲です。

現場視点3: つわり期・後期はセッションを「立ち位置で選ぶ」

つわりが強い妊娠初期や、お腹が大きい後期は、立つか座るかで体調が変わることが多くあります。

  • 立位がきつい日 → 座位中心のチューブトレーニング
  • 仰向けがきつい日 → 横臥位・座位での種目
  • どちらもきつい日 → ストレッチとモビリティのみ

Re:Glowでお聞きする範囲では、妊娠中のお客様の約4割が「セッション中に1度以上の姿勢変更が必要」と答える傾向があります。

参考値の脚注: サンプル数が小さく統計的根拠ではなく、現場での観察上の参考値として扱ってください。集計条件: 2025年下半期の妊娠中セッションのトレーナー記録、対象n=8名、Re:Glow三鷹台店・深大寺店、当店の参考目安・特定店舗バイアス含む仮説的示唆。

現場視点4: 産後復帰の予約を妊娠中から仮押さえする方が増えている

産後の運動再開は医師の許可が下りるタイミングが個人差大ですが、「6〜8週後に体験予約を仮押さえ」しておく方が増えています。

体調次第でキャンセル変更可能な前提で、「戻る場所を確保しておく」心理的安心感がブランクを防ぐ傾向があります。

三鷹台店・深大寺店のマタニティ向け環境

両店舗とも完全個室・パウダールーム完備で、人混みを避けながら安心して通える環境です。

よくある質問

Re:Glow パーソナルジム 妊娠中FAQ

Q1. 主治医から「運動OK」と言われましたが、何kgまで挙げていいですか?

具体的な重量は主治医の判断を最優先としますが、Re:Glowの現場では妊娠前の最大重量の50〜70%程度を上限の目安にすることが多くあります(医師指示が最優先・非該当条件あり)。

ただし以下の場合はこの目安は当てはまらず、より低い設定または運動中止が一般的です。

  • 切迫流産・切迫早産の経過がある
  • 妊娠高血圧症候群・妊娠糖尿病の診断がある
  • 多胎妊娠で安静指示がある
  • 子宮頸管が短いと指摘されている
  • 体調がいつもと違う日(張り・むくみ・倦怠感が強い)

「挙げ続ける」より「動きの質を保つ」を優先し、フォームを崩しそうな重量は避けます。

詳細は30代女性がパーソナルジムを選ぶなら?体の変化に合わせた始め方と選び方でも段階設計の考え方を整理しています。

Q2. ホットヨガやサウナはダメですか?

高温環境(ホットヨガ・サウナ・岩盤浴)は妊娠中の推奨外とされるのが一般的です。

体温の急上昇は胎児への影響が懸念されるため、医師から特別な許可がない限りは避けることをおすすめしています。

冷え対策をしたい場合は、軽いウォーキングや適切な室温下でのストレッチが代替案になります。

Q3. 産後はいつから運動を再開できますか?

経腟分娩で正常経過の場合、産後1ヶ月健診で主治医の許可が出てから始めるのが基本です。

ただし以下の場合はより長い期間の安静が必要となるため、必ず主治医の指示を優先してください。

  • 帝王切開(産後2〜3ヶ月以降が目安、医師判断が必須)
  • 出血量が多かった分娩
  • 妊娠高血圧症候群・妊娠糖尿病からの回復過程
  • 産後うつ症状で運動が逆効果になりそうなとき

詳しくは産後パーソナルトレーニングはいつから始められる?医師の許可時期と段階別の進め方をご参照ください。

Q4. セッション中・自宅でこんな症状が出たらどうすればいい?(危険サイン)

以下のいずれかが現れた場合は運動を即中止し、主治医または救急に連絡してください。

  • 性器出血(量の多少に関わらず)
  • 破水を疑わせる水様物
  • 持続する強い腹痛・お腹の張り(10分間以上)
  • 強いめまい・立ちくらみ・気分不良
  • 胸痛・息苦しさ
  • 胎動が普段より明らかに少ない(妊娠中期以降)

セッション中はトレーナーが座位に切り替え→水分補給→体調観察→必要なら救急搬送・ご家族連絡の順で対応します。

夜間・休日で主治医に連絡が取れない場合は、自治体の救急医療相談窓口(地域により「#7119」など)や妊婦救急ホットライン、最寄りの産婦人科救急に連絡することをおすすめします(窓口番号・運用は地域差があるため、平時から自治体の案内を確認しておくと安心です)。

「異変があったが我慢して続ける」ことは絶対にせず、最優先で安全側に倒すことが鉄則です。

まとめ — 妊娠中のパーソナルジム選び5つのチェックリスト

Re:Glow パーソナルジム まとめ

妊娠中のパーソナルジム選びでは、以下の5つの視点で判断するのがおすすめです

#チェック項目確認方法
1主治医の運動許可書を受け入れているか体験前に「医師の許可確認の必要性」を確認
2妊娠中対応の経験があるトレーナーか体験時に直接質問・担当者の経歴を確認
3体調変化に応じた予約変更が柔軟かキャンセル規定・当日変更の運用を確認
4完全個室で接触リスクを避けられるか店舗見学で実機確認
5産後復帰まで同じ担当が見られるか担当継続の可否を初回相談時に確認

Re:Glowでは三鷹台店・深大寺店ともに上記5項目に対応しており、妊娠中・産後復帰のお客様にもご利用いただいています。

ご自身と赤ちゃんの安全が最優先です。

医師の指示を最優先に、無理のない範囲で運動を続けていきましょう。

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