初心者・運動習慣づくり

やる気が出ない日は、ジムに行くだけで十分えらい — 10年続けてきた私が守っている、頑張らない日のルール

「今日はやる気が出ない。でもジムの予約日だ」。筋トレを続けている方なら、誰もが経験する瞬間です。

正直にお話しすると、10年以上筋トレを続けている私も、こういう日は普通にあります。仕事で疲れた日、睡眠不足の朝、なんとなく気分が乗らない日。こんな日に「100%の力で追い込もう」と思っても、まず無理です。

そんな日に、私が守っているルールがあります。「ジムに行くだけでいい。頑張らなくていい」

実はこのスタンスが、筋トレを10年続けてこられた最大の理由だと、今は確信しています。今回は、やる気が出ない日にどうジムと向き合うか、10年現場に立ち続けた代表の本音をお話しします。

10年の私でも、やる気が出ない日は普通にある

先に正直に告白します。10年続けている私にも、やる気が出ない日は毎週のようにあります

  • 仕事で頭を使いすぎた夜
  • 子どもが泣き止まなくて睡眠不足の朝
  • 友人との飲み会明けで胃がもたれている日
  • 天候が悪くて気分が沈む日
  • なんとなくだるい、理由が説明できない日

「トレーナーなんだから、いつもピンピンしてるんじゃ?」と思われる方もいるかもしれませんが、実際はそうでもありません。人間だもの。毎日100%の気力で臨めるわけがないのです。

むしろ、10年続けていると分かってくるのは、「やる気がない日の方が普通」ということです。やる気満々で臨める日は月に数回。残りの多くの日は、「なんとなく気が重い」「行きたくない気もする」という気持ちと闘いながら、ジムに向かっています。

大事なのは、「やる気が出ない日にどう対処するか」。ここに、続けられる人とそうでない人の分かれ目があります。気持ちの整え方は10年続けている私でも、筋トレが憂鬱になる日がある — モチベーションを保つ3つの術もあわせてどうぞ。

保戸塚 康裕
執筆 Re:Glow代表 保戸塚 康裕

NSCA認定パーソナルトレーナー(NSCA-CPT)。大手パーソナルジム勤務を経て独立し、Re:Glow パーソナルジムを設立。延べ3,000件以上のセッション実績を持ち、初心者から競技者まで幅広い層の指導を行う。

本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療上の助言を意図するものではありません。

そんな日でも「ジムに行く」だけで十分な理由

やる気が出ない日、多くの方は「どうせ集中できないし、行っても意味ない」と考えて休んでしまいます。でも10年の現場経験から言うと、これはもったいない判断です。

「ジムに行くだけ」でいい理由は3つあります。 1つ目:習慣が途切れないこと
  • やる気が出ない日にサボると、「サボってもいい」という回路が脳にできる
  • 次のやる気がない日にまたサボる、の連鎖
  • 「行く」ことだけを守れば、この連鎖を断ち切れる
2つ目:軽い運動でも効果はゼロではない
  • 「100%の力で追い込まないと意味ない」は筋トレの誤解
  • 軽い重量で流す日も、血流を促し、体を動かす習慣を維持する上で価値がある
  • 実は、軽い日があるから、追い込める日も生まれる
3つ目:気分の改善効果
  • 運動には抗うつ効果・気分改善効果があることが研究でも示されています
  • やる気がない時こそ、軽く体を動かすと気分が上向く傾向あり
  • 「行く前は行きたくなかったけど、終わったら気持ちよかった」の経験が多くの方にあります
ジムに行った時点で、その日はもう「成功」です。追い込めたかどうかは、二の次。

頑張らない日の具体的な過ごし方 — 私の4ルール

では、やる気が出ない日に「ジムに行くだけ」を実践する時、具体的にどう過ごすか。私が実践している頑張らない日のルールを紹介します。

ルール1:重量は半分に落とす
  • いつもの60〜70%の重量で、軽くフォーム確認
  • 限界まで追い込まない、気持ちよく止める
  • 「今日は流す日」と自分に許可を出す
ルール2:メニューを減らしていい
  • いつも5種目やっているなら、今日は2〜3種目で終わってOK
  • スクワットだけ、ベンチだけ、など1種目集中もあり
  • 30分で切り上げる日があっていい
ルール3:有酸素だけの日もあり
  • ウエイトがつらい日は、20〜30分のトレッドミルや自転車
  • とにかく「ジムで体を動かす」ことを優先
  • 次のトレ日の前の軽いウォームアップくらいの感覚
ルール4:ストレッチだけの日もあり
  • 「今日は伸ばすだけ」と決めて、ストレッチゾーンで30分
  • 筋トレは休みだけど、ジムに行くルーティンは守る
  • 心の負担を最小化
共通のマインドセット:「来ただけえらい」「自分を褒める」「明日は無理しない」。これが、10年続けてきた私の頑張らない日の過ごし方です。
次の一歩

「一人だとどうしても行けない日は休んでしまう」という方は、無料カウンセリング&無料体験(約60分・無料)で続けられる仕組みを一緒に設計させてください。予約が入っているパーソナルジムの強制力が、やる気のない日の救いになることも多いです。

やる気が出ない日の積み重ねが、実は継続の秘訣

最後に、継続の本質について少し語らせてください。

10年続けて分かったのは、「調子いい日に頑張れる人」より、「調子悪い日でも行ける人」の方が、長く続くということです。

調子の良い日は、誰でも頑張れます。でも1年間の中で、調子の良い日は4割くらい。残りの6割は、「普通の日」か「調子が悪い日」です。この6割の日に、どう自分と付き合うかで、続くか続かないかが決まります。

「やる気が出ない日=休む日」と定義してしまうと、1年のうち6割は休むことになります。これでは続くものも続きません。

逆に、「やる気が出ない日=ジムに行くだけでOKな日」と定義し直すと、1年のうち9割はジムに行けます。この積み重ねが、半年後・1年後の体を作ります。

「今日は行く、でも頑張らなくていい」。このマジックフレーズを使いこなせるようになると、筋トレは一生続けられます。

まとめ — 来てくれるだけで、本当に十分えらい

やる気が出ない日、ジムに行く足取りは重いものです。でも「ジムに行くだけでえらい、頑張らなくていい」というルールを自分に与えてあげてください。

重量を半分に、メニューを減らして、ストレッチだけの日にしてもいい。ジムに来た時点で、その日は成功です。

10年続けられた最大の理由は、私が強いからではなく、頑張らない日のルールを守ってきたからです。みなさんの「続かない」問題は、もしかしたら「頑張りすぎ」が原因かもしれません。今日も、明日も、来てくれるだけで、本当に十分えらい。そう自分に言ってあげてください。

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