初心者・運動習慣づくり

梅雨入り前にしておきたい運動習慣の整え方 — 6月の不調を予防する3つの準備

毎年6月の最初のセッションで、何人かの方から「梅雨入りしたら、なんだか体が重い」「ジムに来るのも憂鬱で」と聞きます。これは個人の弱さではなく、気圧・湿度・日照時間の変化に体が対応している自然な反応で、誰にでも起きることです。ただ、面白いことに、5月後半の数週間でちょっとした「先回りの準備」をしておいた方は、6月以降の落ち込みが小さい傾向があります。今日は、私が現場で梅雨前の方にお伝えしている3つの準備を、できるだけ具体的に整理します。

保戸塚 康裕
執筆 Re:Glow代表 保戸塚 康裕

NSCA認定パーソナルトレーナー(NSCA-CPT)。大手パーソナルジム勤務を経て独立し、Re:Glow パーソナルジムを設立。延べ3,000件以上のセッション実績を持ち、初心者から競技者まで幅広い層の指導を行う。

本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療上の助言を意図するものではありません。

なぜ「梅雨入り前」が運動習慣の分かれ目になるのか

梅雨の不調は、6月に入ってから対処しようとしても、すでに気分が落ちた状態でのリカバリーになるため、ハードルが高い。一方、5月後半の比較的調子が良い時期に「梅雨に備えた準備」をしておくと、不調が来ても土台が崩れにくいです。

10年見ていて、6月以降にジムから足が遠のく方の多くは、5月後半に何の準備もせず、6月になって気分が落ちた状態で個別対処しようとしてつまずきます。逆に、毎年安定して通われる方は、5月の段階から「梅雨は来るもの」と織り込んで予定を組まれています。気持ちの強さの差ではなく、準備の有無が分かれ目になるという感覚を、私は持っています。

そして、梅雨入り前の準備は、特別なことをする必要はありません。生活と予定の中に小さな仕組みを組み込むだけで、6月以降の自分が大きく助かる、という地味なものです。具体的な梅雨中の対処は梅雨の運動モチベが落ちる時 — 雨の日でも続ける小さな工夫と室内トレ提案にも書きました。

梅雨入り前に整えておきたい3つの準備

私が5月後半の方にお伝えしている準備は、3つあります。

ひとつ目は、6月の予約を5月のうちに入れておくことです。梅雨に入ってから「次の予約をどうしよう」と考え始めると、雨や倦怠感を理由に後回しにしやすい。5月のうちに6月の予約を全部入れておくと、当日のテンションに左右されず、半ば自動的に通えるようになります。これは私自身も毎年5月にやっています。

ふたつ目は、室内でできる代替メニューを1〜2個用意しておくこと。雨で外に出る気が起きない日に、家で5〜10分でできる種目を1つ持っているだけで、その日の自己肯定感が変わります。スクワット30回、プランク30秒×3セット、軽いダンベルや自重で十分です。準備しておかないと、雨の日は何もしないで終わる、というのが現場の実感です。

3つ目は、食事と睡眠のリズムを5月後半で固めておくこと。梅雨は気圧の変化で寝つきが浅くなる方が増えます。5月のうちに「23時に寝る」「平日はお米を一定量」といったリズムを固めておくと、6月の崩れ幅が小さくなります。生活側の整え方は三日坊主から脱出する5つの仕組み — 10年続けてきた代表が、やる気に頼らない筋トレ習慣化を解説もご参考までに。

梅雨入り後の自分を助けるためのリセット術

梅雨入り前の準備に加えて、6月のリズムが少し崩れた時に自分を立て直す方法も、5月のうちに考えておくと役立ちます。

例えば、「3日続けて運動できなかったら、4日目は5分だけ動く」というルールを、自分の中に決めておく。完璧な復帰を目指すのではなく、「最低限のラインを再開する」と決めておくと、立て直しのハードルが下がります。

そして、調子の悪い日は「行く」ことだけを目的にする日があってもいい、と最初に許可を出しておく。私自身、10年トレーニングをしてきて、テンションが乗らない日に「今日はストレッチだけ」「軽い種目だけ」で終えた経験は何度もあります。それでも、行ったという事実が翌週の自分を助ける、というのが実感です。気分が乗らない日の対処は10年続けている私でも、筋トレが憂鬱になる日があるもあわせてご覧ください。

Re:Glowで6月前にお伝えしていること

私たちのジムでも、5月後半のセッションで梅雨前の方には、ある程度共通したお声がけをしています。

ひとつは「6月の予約は今日のうちに4回分まで入れちゃいましょう」というご提案です。スマホで予約画面を一緒に開いて、その場で6月分まで入れていただく。これだけで、6月の通いやすさが大きく変わります。

そして、雨の日に家でできる「軽量メニュー」を1〜2個、その方の体力レベルに合わせてご紹介しています。完璧でなくていい、5分でも体を動かす経験を持つことが、運動習慣の継続には大切です。

最後に、梅雨に入ってから無理しないことを許可しています。「雨の日は来なくて大丈夫です」「翌週、晴れた日に来てくださいね」とお伝えする。罪悪感で関係が切れてしまうのが、一番もったいないからです。

まとめ — 梅雨は「準備の差」で楽になる

毎年来る梅雨に対して、5月後半に小さな準備をしておくだけで、6月以降の体と気持ちの落ち込みは小さくできます。予約・代替メニュー・生活リズムの3点だけで十分です。「梅雨に入ってから対処しよう」と思うほど、6月以降の自分は厳しくなる、というのが私の10年の実感です。準備は今のうちに、できる範囲で。「自分にはどんな準備が合うか分からない」という方は、無料カウンセリング&無料体験で、梅雨対策まで含めて生活リズムから一緒に考えますので、お気軽にどうぞ。

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