ダイエット・脂肪燃焼

夏のアルコールと体型 — ビール・ハイボール・ワインの現場目線の選び方

5月下旬から6月にかけて気温が上がり、夏が近づくと、ビアガーデン・ビールイベント・友人との外飲み・自宅での冷えたハイボール、お酒の機会が一気に増えます。お酒をゼロにする必要はないというのが私の立場です。ただ、夏特有の「冷たいビールを何杯も」「のどごし重視で量が増える」という飲み方は、体型管理の観点ではマイナスが大きくなります。今日は、夏のお酒の付き合い方を、種類別の選び方から現場の目線で整理します。

保戸塚 康裕
執筆 Re:Glow代表 保戸塚 康裕

NSCA認定パーソナルトレーナー(NSCA-CPT)。大手パーソナルジム勤務を経て独立し、Re:Glow パーソナルジムを設立。延べ3,000件以上のセッション実績を持ち、初心者から競技者まで幅広い層の指導を行う。

本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療上の助言を意図するものではありません。

ビール — 夏に最も「量が増える」お酒

ひとつ目はビールです。夏に最も体型管理の天敵になりやすいお酒だと、私は捉えています。理由は1杯のカロリーが特別高いからではなく、夏は喉ごしを楽しんで「ついもう1杯」が止まらなくなりやすいからです。

中ジョッキ1杯(500ml)で約200kcal、糖質約15〜20g程度。1杯なら問題ありませんが、夏に3〜4杯ペースが当たり前になると、ビールだけで600〜800kcal、糖質45〜60gが追加されます。これは茶碗1〜2杯分のご飯に相当します。

対策は、シンプルに「1杯目だけビール、2杯目以降は別の選択」というルールを持つことです。冷えたビール1杯の満足感は得て、その後はハイボールやレモンサワーに切り替える。これだけで、夏のお酒経由のカロリーは半減します。お酒と筋肉の関係はお酒は筋肉に悪い?で詳しく書いています。

ハイボール・焼酎ロック — 体型管理派の現実的な選択

ふたつ目は、ハイボールや焼酎ロックなどの蒸留酒系です。これらはアルコール自体のカロリーはありますが、糖質はほぼゼロで、体型管理の観点では比較的扱いやすいお酒です。

ハイボール1杯(350ml缶)で約100〜130kcal、糖質ほぼゼロ。同じカロリーでもビールより少ないし、糖質がないので血糖値の急上昇も避けられます。夏のだらだら飲みを楽しみたい方には、ハイボールベースで構築するのが現実的な選択です。

ただし、ハイボールは飲みやすくて量が増えやすいので、飲み過ぎ注意。1杯のカロリーが低くても、5〜6杯飲めば結局500〜700kcalになります。「カロリー低い=飲み放題」ではありません。

ワイン・日本酒 — 「ゆっくり飲む」前提なら扱いやすい

3つ目は、ワインや日本酒のような醸造酒です。これらは1杯あたりのカロリーがビールより高めですが、飲むペースが自然とゆっくりになるのが特徴です。

赤ワイン1杯(125ml)で約90〜100kcal、白ワインで約85〜95kcal、日本酒1合(180ml)で約190kcal。1〜2杯でゆっくり楽しむ前提なら、体型への影響は比較的小さいです。

注意点は、ワインや日本酒に合わせる「おつまみ」が脂質や糖質が高めになりやすいこと。ピザ・パスタ・刺身・寿司など、お酒の選択よりおつまみで太るパターンが現場でよく見られます。お酒との付き合い方の本質は筋トレとお酒、完全に断つ必要はないもあわせてご覧ください。

夏のお酒と上手に付き合う4つのルール

最後に、種類選びとは別に、夏のお酒と付き合うための4つの実践的なルールを整理します。

ひとつ目は、水を交互に飲むこと。お酒1杯ごとに水1杯を入れる「チェイサールール」を徹底すると、量が自然と減り、翌日の脱水・むくみも軽減されます。夏は発汗量が多いので、特に大切な習慣です。

ふたつ目は、おつまみを「たんぱく質ファースト」にすること。最初に枝豆・冷奴・刺身・焼き鳥などのたんぱく質メニューを食べてから、お酒に手をつける。これだけで、揚げ物・締めのラーメンへの欲求が下がります。

3つ目は、週に2〜3日は「飲まない日」を持つこと。毎日飲む生活は、量がコントロールできていても肝臓と回復力に影響します。最低でも週2日は休肝日を作る方が、長期的な体組成にプラスです。

4つ目は、トレーニング当日の飲酒は控えめに。アルコールは筋たんぱく質合成を一時的に抑制する研究があり、トレーニング直後の大量飲酒は筋肉の回復にマイナス。週末にしっかり飲みたい方は、その日を完全休養日にする方が、結果的に体作りには有利です。

Re:Glowで会員様にお伝えしているお酒の考え方

私たちのジムで、お酒についてご相談を受けた時にお伝えしている考え方は、シンプルです。完全にやめなくていい、けれど「種類」「量」「タイミング」の3点を意識する、というルールです。

完全禁酒を求めると、ご本人がストレスでリバウンドすることが多いです。逆に、何のルールもなく飲み続けると、3ヶ月後に体組成が崩れます。種類はハイボール中心、量は週3〜4回・1日2〜3杯まで、タイミングはトレーニング当日は控えめ、というあたりが現実的なバランスです。

夏は会食や外飲みが増える季節ですが、5月末〜6月初旬に「自分のルール」を決めておくと、夏本番をストレスなく楽しめます。「全部やめる」ではなく「上手に付き合う」設計が、長続きするコツです。

まとめ — 夏のお酒は「種類×量×タイミング」で決まる

夏のアルコールと体型管理は、お酒の種類を完全に避けるよりも、種類を選び・量をコントロールし・タイミングを意識する3点のバランスで決まります。1杯目はビール、その後はハイボール、水を交互に、トレーニング当日は控えめ。このルールで、夏のお酒の機会を楽しみながら体型も維持できます。「自分の生活に合うお酒のルールを設計したい」という方は、無料カウンセリング&無料体験で食事と一緒にご相談に応じます。

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