ピラティスを始めようか迷っている方から、「効果はいつから出るのか」「何回くらい通えば変わるのか」という相談をよく受けます。
Re:Glowはパーソナルトレーニングを専門とする完全個室のジムで、ピラティスのセッション自体は提供していません。
ただしカウンセリングでは、ピラティス経験がある方や、他のスタジオと並行して通っている方の話を聞く機会が多くあります。
そこで見えてくる傾向を踏まえ、この記事ではピラティスの効果について整理します。
結論からお伝えすると、ピラティスの効果は「姿勢」「体幹の使い方」「肩こり・腰痛の予防的なケア」「ボディライン」「心身の調子」という複数の軸で表れる傾向があります。
早い方では数回のセッションで体の動かしやすさに変化を感じ始めることもありますが、姿勢や体型のような見た目の変化は、それより時間をかけて表れる傾向があります(目安は本文で詳しく解説します)。
また、効果を感じにくいまま続けてしまう方にはいくつか共通するパターンがあり、意識するポイントを変えるだけで実感が変わることも珍しくありません。
この記事では、期待できる効果の全体像、効果が出るメカニズム、実感までの目安、効果が出ない人の特徴と対策、そして効果を高めるための条件を、パーソナルトレーナーの立場から解説します。
結論 — ピラティスで期待できる効果の全体像
ピラティスに期待できる効果は、大きく5つの軸に整理できます。
- 姿勢: 猫背・反り腰など崩れやすい姿勢を整えるサポートが期待できる
- 体幹の使い方: お腹まわりの深層筋を使う感覚が身につきやすくなる
- 肩こり・腰痛の予防的なケア: 姿勢や体幹の変化を通じて負担が減る傾向がある
- ボディライン: 筋トレのような筋肥大とは異なる、引き締まった印象の変化が報告されている
- 心身の調子: 呼吸を意識した動きにより、心身のリラックス感を得られたという声がある
これらはいずれも「必ず改善する」と断定できるものではなく、頻度・継続期間・フォームの正確さによって個人差があります。
姿勢改善についてはパーソナルジムで姿勢改善はできる?猫背・反り腰に効くトレーニングと通い方でも整理していますので、あわせて参考にしてみてください。
また、腰痛の予防的なケアという観点は腰痛持ちでもパーソナルジムに通える?改善が期待できるトレーニングと注意点の内容とも重なる部分があります。
大切なのは、これらの効果が同時に一気に表れるわけではないという点です。
体の使い方の変化が先に起こり、見た目の変化はそのあとに続くという順序で進むことが多いという傾向があります。
なぜピラティスに効果があるのか — 深層筋と運動制御という2つのメカニズム
ピラティスの効果を理解するうえで欠かせないのが、「深層筋」と「運動制御」という2つの視点です。
深層筋とは、体の表面からは見えにくい位置にあるインナーマッスルのことです。お腹の奥にある腹横筋や、背骨まわりの多裂筋などが代表例です。
筋トレで鍛えることの多い表層の大きな筋肉と違い、これらは姿勢を支える土台のような役割を担います。
もう1つの「運動制御」とは、脳が筋肉へどう指令を出し、どう連動させるかという神経系の働きを指します。
ピラティスは、呼吸に合わせてゆっくり動きながら、狙った筋肉を意識的に使う練習を重ねる種目が多いのが特徴です。
その結果、深層筋を使う感覚そのものが身につきやすくなるという報告があります。
一方、筋トレは「漸進的負荷」という考え方が軸になります。
少しずつ扱う重量や回数を増やし、筋量や体力そのものを底上げしていくアプローチです。
つまりピラティスと筋トレは、「動きの質を整える」ことと「筋量・体力そのものを底上げする」ことという別の役割を担っており、対立するものではなく補完し合う関係にあるというのがRe:Glowで考えている位置づけです。
体幹の使い方をより実践的に鍛えたいという場合はパーソナルジムで体幹トレーニングをする効果とは?自己流との違いと鍛え方も参考になります。
ピラティスとパーソナルジムそれぞれの得意分野の違いについては、ピラティスやヨガと何が違う?パーソナルジムが向く3つの目的と他ジャンルとの賢い併用法で詳しく比較していますので、あわせてご覧ください。
効果を実感するまでの頻度と期間の目安 — 「いつから」「何回で」変わり始めるのか
「ピラティスの効果はいつから出るのか」という質問には、変化の種類によって答えが変わるとお伝えしています。
体の動かしやすさや呼吸のしやすさといった感覚的な変化は、数回〜数週間という早い段階で気づく方もいるという声があります。
一方、姿勢や体幹まわりの見た目のような客観的な変化には、一般に週2〜3回のペースで2〜3ヶ月ほど継続することが目安とされています。
これはあくまで一般的な傾向であり、開始時の姿勢の崩れ具合やフォームの正確さによって実感までの期間は変わります。
頻度についてよく受ける質問が「週1回でも意味があるか」というものです。
週1回でも継続すれば変化のきっかけにはなりますが、動きの感覚を体に定着させるという意味では、週2回以上のほうが変化を実感しやすいという声を多く聞きます。
運動習慣そのものが続けにくいという方は運動習慣がつかない原因と習慣化5つのコツ|パーソナルジム活用法も参考にしてみてください。
効果が出ない・挫折してしまう人に共通するパターンと対策
「ピラティスを続けているのに効果ない」と感じる方には、いくつか共通するパターンがあります。
パターン1: 頻度が少なく変化を体感する前にやめてしまう月1〜2回のペースでは、深層筋を使う感覚が定着する前に途切れてしまうことがあります。
対策としては、始めてしばらくの間は頻度を落としすぎず、前章で触れたペースを保つことがおすすめです。
パターン2: フォームより回数をこなすことを優先してしまうピラティスは可動域や呼吸のタイミングが効果を左右する種目が多く、雑に数をこなしても狙った筋肉に効きにくいことがあります。
対策としては、最初の数回は回数よりも「どこの筋肉を使っているか」の感覚をつかむことを優先するのがおすすめです。
パターン3: 見た目の変化を筋トレと同じスピード感で期待してしまうピラティスは体の使い方を整えるアプローチのため、筋トレのような短期間での見た目の変化とは性質が異なります。
期待する変化の種類によって、必要な期間の考え方を分けておくことが大切です。
パターン4: 効果が出ているかどうかを記録していない姿勢や体の使い方の変化は、写真や簡単なメモがないと自分では気づきにくいものです。
月1回程度、姿勢の写真を撮る、体の軽さをメモするといった簡単な記録が、変化への気づきを助けます。
同様の悩みは筋トレでも起こりやすく、パーソナルジムで効果が出ない5つの原因と改善策|現場トレーナーが解説でも共通する原因を整理しています。
効果を高める条件 — Re:Glowが考える「整えてから、強くする」という順番
ここまで見てきたように、ピラティスは「動きの質を整える」ことに強みがあり、筋トレは「筋量・体力そのものを底上げする」ことに強みがあります。
Re:Glowでは、外部のピラティスなどで整えた体の使い方と、当ジムで行う筋トレを対立させるのではなく、「整えてから、強くする」という順番で組み合わせるとそれぞれの効果を高めやすいと考えています。
例えば、姿勢や体幹の使い方が崩れたまま高重量の筋トレを始めると、狙った筋肉ではなく代償動作で重さを持ち上げてしまい、効果が出づらいことがあります。
反対に、ピラティスで深層筋の使い方や運動制御の感覚を整えてから筋トレに入ると、フォームが安定し、狙った部位に負荷が乗りやすくなる傾向があります。
これはRe:Glowのカウンセリングで、ピラティス経験がある方のフォーム習得が比較的スムーズに進むケースを重ねて見てきたことから得た視点です。
もちろん、必ずこの順番でなければならないわけではありません。
すでに筋トレを続けている方が、体の使い方を見直す目的でピラティスを取り入れるケースも十分にあり得ます。
大切なのは、「動きの質」と「筋量・体力」のどちらが今の自分に不足しているかを把握したうえで組み合わせるという考え方です。
Re:Glowのカウンセリングでは、この判断のヒントとして「片足立ちで10秒グラつかず立てるか」「腕を真上に上げたとき耳の横までスッと上がるか」という簡単なチェックを使うことがあります。
グラつきや可動域の窮屈さが大きい場合は動きの質を整えるフェーズを、問題なくこなせる場合は筋量・体力を積み上げるフェーズを優先する、という目安になっています。
筋トレ・整体・ピラティスをどう組み合わせるかという視点は筋トレ・整体・ピラティス、どれを選ぶ? — 10年指導してきた代表が教える目的別の選び方でも触れています。
併用という選択肢そのものについてはピラティスとパーソナルジムの比較 — 目的別の選び方と併用という第3の選択肢もあわせてご覧ください。
Re:Glowの現場視点 — カウンセリングで聞くピラティスとの向き合い方
カウンセリングを重ねる中で、ピラティスに関して見えてきた傾向を2つ紹介します。
現場視点1: ピラティス経験者はスクワットのフォーム習得がスムーズな傾向
Re:Glowのカウンセリングでピラティス経験がある方に基本のスクワット動作を確認すると、骨盤を立てた姿勢を保ったまま股関節から動かす感覚をすでに持っている方が多いという印象があります。
デッドリフトの導入時にお尻を後ろに引くヒップヒンジの動きを説明しても、体幹を固めたまま股関節だけを折りたたむ感覚をつかむのが早い傾向も見られます。
その一方で、「姿勢や体の使い方には満足しているが、もう少し筋力や体力そのものを底上げしたい」という相談も多く受けます。
動きの質は整ったが、次のステップとして負荷をかけたトレーニングを探しているという段階の方が一定数いるという実感です。
現場視点2: 初回カウンセリングで多い相談の順番
反対に、筋トレを中心に取り組んできた方からは、まず「フォームが安定しない」「体が硬く可動域が狭い気がする」という相談を受け、そのあとで「ピラティスも試すべきか」という質問に発展するケースが多くあります。
筋トレ指導の立場から見ると、ピラティスは「筋トレの土台を整える選択肢の1つ」として位置づけられる場面が多いという印象です。
三鷹台店・深大寺店のセッション環境
Re:Glowはピラティスのセッションを提供していませんが、姿勢や体の使い方の相談を含めたカウンセリングは両店舗で行っています。
体験無料
- アクセス:京王井の頭線 三鷹台駅 徒歩6分
- 住所:東京都三鷹市井の頭2-11-16 ARKHOUSE井の頭101(B1F)
完全個室・手ぶらOK。まずは無料体験へ
体験無料
- アクセス:京王線 調布駅から車で約10分/バスで約15分
- 住所:東京都調布市深大寺東町2-7-2 meedo03号室
完全個室・手ぶらOK。まずは無料体験へ
よくある質問
Q. ピラティスの効果は本当に出ますか?
姿勢や体幹の使い方には変化を感じたという声が多くありますが、効果の感じ方には個人差があります。
フォームの正確さと継続頻度によって実感するまでの期間が変わる点は押さえておきたいポイントです。
Q. 運動経験がなくてもピラティスの効果は期待できますか?運動経験がない方のほうが、体の使い方の変化に気づきやすいという声もあります。
まずは正しいフォームを身につけることを優先するのがおすすめです。
Q. Re:Glowでピラティスのセッションは受けられますか?Re:Glowはパーソナルトレーニングを専門とするジムのため、ピラティスのセッション自体は提供していません。
姿勢や運動習慣に関する相談、筋トレとの組み合わせ方については、無料カウンセリング&無料体験でご相談いただけます。
Q. ピラティスと筋トレはどちらを先に始めるべきですか?決まった正解はありませんが、姿勢や体幹の崩れが大きい場合は、動きの質を整えてから負荷をかける筋トレに進むほうがフォームが安定しやすい傾向があります。
すでに筋トレの土台がある方は、並行して取り入れても問題ありません。
まとめ
ピラティスの効果は、姿勢・体幹の使い方・肩こり腰痛の予防的なケア・ボディライン・心身の調子という複数の軸で表れる傾向があります。
体の動かしやすさは早い段階で気づく方が多い一方、見た目の変化にはもう少し時間がかかる傾向があります。
効果を感じにくい場合は、頻度・フォーム・期待値のズレを見直すことが対策になります。
Re:Glowはピラティスのセッションこそ提供していませんが、姿勢や運動習慣についての相談、そして「整えてから、強くする」という順番で筋トレを組み立てるサポートは、無料カウンセリング&無料体験で受けられます。
自分の体に今必要なのが「動きを整えること」なのか「筋力をつけること」なのか、一緒に整理してみませんか。
あなたの状況に合わせた次の一歩











