初心者・運動習慣づくり

パーソナルジムが続かない人と続く人の3つの差 — 10年現場で見てきた本当の分かれ道

「パーソナルジムは高い投資だから続けたい。なのに、なぜか足が向かなくなる」。私がカウンセリングでよく聞く声のひとつです。続かないご自身を責めて、さらに足が遠のいてしまうケースを、私は何度も見てきました。実はこれ、意志の問題ではなく仕組みの問題であることがほとんどです。10年現場で見てきて、続く方と続かない方の差は意外と地味なところにあると、私は確信しています。今日はその「3つの差」を、できるだけ正直に整理します。

保戸塚 康裕
執筆 Re:Glow代表 保戸塚 康裕

NSCA認定パーソナルトレーナー(NSCA-CPT)。大手パーソナルジム勤務を経て独立し、Re:Glow パーソナルジムを設立。延べ3,000件以上のセッション実績を持ち、初心者から競技者まで幅広い層の指導を行う。

本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療上の助言を意図するものではありません。

続かない方に共通する3つのパターン

10年現場にいて、続かなくなる方には驚くほど共通点があります。私が観察してきた限り、大きく3パターンです。

ひとつ目は「目標が大きすぎる」パターン。3ヶ月で−10kg、半年で別人のような体、といった目標を最初に立ててしまうと、序盤の小さな前進を楽しめません。「思ったより変化が遅い」と感じた瞬間に、心が折れやすくなります。

ふたつ目は「予約を後回しにする」パターン。次回予約を「あとでLINEします」と保留にする方ほど、結果的に間隔が空きます。間隔が空くと体感の変化が鈍り、「行く意味あるのかな」と感じやすくなる悪循環に入ります。

3つ目は「セッション以外の日に何もしていない」パターン。週1のパーソナルだけで体を変えようとすると、6日間の生活がそのままだと変化は出にくい。すると「効果が見えない」と感じて足が遠のく、というパターンを何度も見てきました。効果が出ない原因はパーソナルジムに通っても効果ない?— 10年指導してきた代表が、結果が出ない6つの原因と打開策を正直に整理するで詳しく整理しています。

続く方がやっているのは「特別なこと」じゃない

一方で、淡々と続いている方を観察すると、意外なほど地味なことを徹底しているだけだと気付きます。

まず、目標を「3ヶ月で見た目を少し変える」「半年で疲れにくくなる」のように、小さく区切っています。1年単位の大きな絵は持っていても、日々の指標は週単位・月単位に落とし込んでいる。だから、序盤の小さな変化を「進んでいる」と素直に喜べる。

次に、次回予約をその場で必ず取ります。私のお客様で長く続いている方の9割以上が、セッション終了後すぐに次の予約を取って帰る方です。これは習慣化の鉄則のひとつで、決断のエネルギーを節約することにつながります。

そして、「ジム以外の6日間」に小さなルールを持っています。例えば「夜のお米だけは茶碗半分にする」「平日は階段を使う」など、無理のない範囲のことを淡々と続けている。完璧ではなく、続く方を優先する姿勢です。やる気に頼らない仕組み作りについては三日坊主から脱出する5つの仕組み — 10年続けてきた代表が、やる気に頼らない筋トレ習慣化を解説で詳しく書いています。

パーソナルジムだから続けやすい、は半分本当で半分嘘

「パーソナルなら続けられそう」と期待してご入会いただく方も多いです。確かに、トレーナーがいる、予約制、料金を払っているという3点は強い継続の動機になります。半分は本当です。

ただ、もう半分は誤解だと私は感じています。料金を払えば自動的に続くわけではありません。トレーナーが厳しく管理してくれれば続くわけでもありません。最終的に通うのはご自身であり、足を運ぶのはご自身の意思です。

私自身、トレーニングを10年以上続けてきて、今でも気分が乗らない日はあります。でもジムに行く。それは「行ったら気持ちが切り替わることを知っているから」です。続けるとはそういうことで、毎日テンションを上げて通う必要はないと、私は考えています。気分が乗らない日の対処については10年続けている私でも、筋トレが憂鬱になる日がある — モチベーションを保つ3つの術もあわせてご覧ください。

Re:Glowの現場で見てきた「続かない方」の本当の正体

私たちのジムでも、残念ながら途中で来られなくなる方は一定数いらっしゃいます。その方々と長く続いている方を比べて、私が一番強く感じているのは、続かないのは怠惰だからではなく、最初の設計を間違えていることが多いという事実です。

例えば、忙しい仕事の方に「週2回必ず来てください」と最初から設定すると、1回行けない週が出た瞬間に「もう続かない」と感じてしまう。だから私は最初のカウンセリングで、ご自身の生活リズムから逆算して、無理なく続けられる頻度を一緒に決めるようにしています。週1で十分な方もいれば、隔週でも十分な方もいる。続かない方の多くは、続けやすい設計に出会えていないだけだと、私は本気で思っています。

そして、もうひとつ大切にしているのは「来られない週があっても責めない」という姿勢です。体調や仕事の都合でお休みする方に対して、「次に来られる日に来てくださいね」とお伝えする。罪悪感で関係が切れるのが、一番もったいないからです。

まとめ — 続けることは、根性ではなく設計

「続かない」と感じている方は、ご自身を責める必要はないと、10年指導してきた私は強くお伝えしたいです。続くか続かないかは、最初の設計と、日々の小さな仕組みでほぼ決まります。意志の弱さではなく、設計の問題。そう捉えると、次にどこを直せばいいかが見えてきます。もし「自分はどう設計したらいいか分からない」という方がいらっしゃれば、無料カウンセリング&無料体験で一緒に考えますので、お気軽にどうぞ。

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