「ダイエット中は鶏むね一択?」「鶏ももは脂が多くて太る?」
こうしたご相談を、Re:Glowでも食事相談でよくいただきます。
結論を先にお伝えします。
ダイエット中は鶏むね肉(皮なし)が低カロリー・高タンパク質の優位性がありますが、続けやすさを考えると鶏もも肉(皮なし)と組み合わせる方が現実的です。「むね一辺倒」で味に飽きて挫折するパターンより、「むね6割+もも4割」程度の配分で続けたほうが結果につながりやすい傾向があります。
3行サマリ(100g・皮なし・生):
- 鶏むね肉: 約105kcal / タンパク質22.3g / 脂質1.5g(低脂質・高タンパク)
- 鶏もも肉: 約113kcal / タンパク質18.8g / 脂質3.9g(ジューシー・続けやすい)
- 皮付き鶏もも: 約190kcal / タンパク質17.0g / 脂質14.0g(皮の脂質が大きい)
この記事では、鶏むねと鶏ももの違いを栄養成分から続けやすさまで整理し、Re:Glowの会員様で見えた現場視点でお伝えします。
鶏むね肉と鶏もも肉の栄養比較 — 1枚で違いがわかる
筋トレ・ダイエット中の食材選びで定番の「鶏むね肉vs鶏もも肉」。
皮なし・皮ありで栄養価が大きく変わるため、まず全パターンを並べて比較します。
| 部位 | カロリー | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | 鉄分 |
|---|---|---|---|---|---|
| 鶏むね肉(皮なし) | 105kcal | 22.3g | 1.5g | 0g | 0.4mg |
| 鶏むね肉(皮あり) | 145kcal | 21.3g | 5.9g | 0g | 0.3mg |
| 鶏もも肉(皮なし) | 113kcal | 18.8g | 3.9g | 0g | 0.6mg |
| 鶏もも肉(皮あり) | 190kcal | 17.0g | 14.0g | 0g | 0.6mg |
| ささみ | 98kcal | 23.9g | 0.8g | 0g | 0.3mg |
参考: 日本食品標準成分表2020年版(八訂) — 文部科学省
数字から見える3つのポイント
- 皮あり・皮なしの差が部位の差より大きい:皮を残すかどうかで脂質量が2〜3倍変動します
- むねとももの脂質差は皮なし同士なら2.4g:思ったほど大きくありません
- ささみは最もタンパク質密度が高い:1食100gあたりタンパク質24g
「鶏ももは太る」というイメージは「皮あり鶏もも」の場合に当てはまり、皮なし同士で比較すると差は限定的です。
目的別の使い分け(ダイエット/増量/日常)
「結局どちらを買えばいいのか」は、目的とライフスタイルで答えが変わります。
3つの代表的なシーン別に整理しました。
1. ダイエット・減量期 → 鶏むね肉(皮なし)を主軸に
カロリーを抑えて十分なタンパク質を確保したい減量期は、鶏むね肉(皮なし)が第一候補です。
100gで22.3gのタンパク質を確保でき、脂質1.5gはほぼ無視できる量です。
例えば1日タンパク質120gが目標であれば、鶏むね300〜400gで6〜7割を確保できる計算になります。
PFCバランスとカロリー計算 完全ガイドもあわせてご参照ください。ただし「3食すべてむね」では1〜2週間で飽きるケースが目立つため、後述の「使い分け配分」を参考に組み立てましょう。
2. 増量・筋肥大期 → 鶏もも肉(皮なし)も活用
カロリーをしっかり摂りたい増量期は、鶏もも肉(皮なし)の方が現実的な場合があります。
脂質3.9gは増量期の総脂質目標(体重1kgあたり0.8〜1.0g)の範囲内に収まります。
ジューシーで満足感が高く、味付けのバリエーションも広いため、増量期の食事ストレスが下がる傾向です。
鶏もも200g+ご飯250gで約700kcal+タンパク質約42gを確保でき、増量期1食の現実解として活用しやすい組み合わせです。
3. 日常・体重維持期 → 「むね5:もも5」の柔軟配分
体重維持期は厳密な配分よりも、続けやすさを優先するのが現実的です。
ご家族と同じおかずを食べる前提なら、唐揚げ・親子丼などで鶏もも、サラダ・蒸し料理で鶏むね、と用途で分ける運用がおすすめです。
唐揚げを「皮なしもも」で作ると、カロリーを約60kcal/100g削減できます。
おからパウダー・米粉での衣でカロリーをさらに抑える選択もあります。
鶏肉を続けやすくする「調理・味付け」の工夫
「むねがパサパサで続かない」「毎日同じ味で飽きる」――Re:Glowでよくいただく相談を踏まえた、続けやすい工夫を5つ紹介します。
工夫1:低温調理でしっとり仕上げる
鶏むね肉は加熱しすぎるとパサつきますが、60〜65℃で1〜1.5時間の低温調理で、しっとり仕上がります。
炊飯器の保温機能や、ジップロック+鍋でも代用可能です。
工夫2:「下味冷凍」で時短&味のバリエーション
鶏むね・もも肉を100〜150g単位でカットし、複数の味付け(塩こうじ/ヨーグルト+カレー粉/醤油+にんにく)で下味をつけて冷凍します。
解凍してフライパンで焼くだけで、味に変化のある1食が完成します。
工夫3:「ささみと鶏むね」を併用する
ささみは100g 98kcal・タンパク質24gと、むねを上回るタンパク密度を持ちます。
パサつきが強い分、サラダチキンやスープに使うと食べやすい傾向があります。
ささみ・鶏むね・鶏もも(皮なし)の3種をローテーションすると飽きにくくなります。
工夫4:「コンビニ鶏」を上手に活用
サラダチキン・ファミチキ・グリルチキン等のコンビニ鶏は、忙しい日の主タンパク源として現実的です。
セブンイレブンのサラダチキン1個(115g)で、タンパク質約24g+カロリー約120kcalを確保できます。
ただし加工品はナトリウム量が多いため、サラダチキンと薄味のサラダを組み合わせるとバランスが取れます。
工夫5:「鶏ハム」「サラダチキン自作」で大量調理
週末に鶏むね2〜3kgをまとめて加熱して保存しておく方法は、平日の食事準備時間を大幅に短縮できます。
ジップロック+鍋+低温調理で、1回1時間程度の作業で1週間分のタンパク源が用意できます。
Re:Glowの現場視点 — 鶏肉選びの落とし穴と続けやすい配分
Re:Glowで会員様の食事相談を受ける際の現場視点をお伝えします(以下は会員様の観察に基づく傾向で、個人差があります)。
現場視点1:「むね一辺倒ダイエット」が挫折する3パターン
ダイエット熱心な会員様ほど、「鶏むねが正解」と聞いて3食むねに置き換え、1〜2週間で挫折するパターンが目立つ傾向です。
会員様の挫折理由として多いのは以下の3つです。
- 味の単調さ: ヘルシー調理(蒸す・茹でる)の繰り返しで満足感が下がる
- パサつきストレス: 噛みごたえが疲れる・水分が必要で食事時間が長くなる
- 家族との食卓ズレ: 家族は通常食、自分だけ鶏むね・ささみで疎外感
Re:Glowでは初心者・継続層に対して、「むね6割+もも4割」程度の柔軟配分をお伝えしています。
完璧主義より続けやすさが結果につながる傾向があるためです。
現場視点2:体組成変化を見ながら「皮の有無」を調整
ある会員様は減量中、家族と同じメニューを食べたい希望から「皮なしもも」中心で2ヶ月続け、体脂肪率が4%減ったケースがありました(個人差あり)。
「皮ありもも」だけは控え、それ以外は普段通りの食事を続ける設計が、その方には合っていました。
人によっては「むね優先」より「ももの皮を外す」だけで十分なケースもあります。
体組成計測(InBody等)で2週間ごとに変化を見ながら、配分を調整していくのが現実的です。
三鷹台店・深大寺店のセッション環境
- アクセス:京王井の頭線 三鷹台駅 徒歩6分
- 住所:東京都三鷹市井の頭2-11-16 ARKHOUSE井の頭101(B1F)
- アクセス:京王線 調布駅から車で約10分/バスで約15分
- 住所:東京都調布市深大寺東町2-7-2 meedo03号室
両店舗とも完全個室でInBody(体組成計)でのデータ取りが可能です。
食事内容の変更後、2週間ごとの体組成変化を見ながら、配分の最適化を一緒に進めていきます。
よくあるご質問
鶏むね肉・鶏もも肉について、Re:Glowでよくいただくご質問にお答えします。
Q1. ささみと鶏むねはどちらがいいですか
タンパク質密度ではささみ(100gあたり24g)が鶏むね(100gあたり22.3g)をわずかに上回ります。
カロリー差はごくわずか(ささみ98kcal vs むね105kcal)です。
価格面ではむねのほうが安いため、コストパフォーマンスとタンパク補給のバランスで鶏むねを主軸にする方が現実的です。
Q2. 国産・ブラジル産でカロリーは変わりますか
部位が同じであれば、産地によるカロリー・タンパク質量の差はほぼ無視できる範囲です。
ブラジル産は冷凍輸送のため水分量がやや少なく、解凍後のドリップで重量が減るケースはあります。
コスト面ではブラジル産・タイ産が安く、毎日継続したい方の現実的な選択肢です。
Q3. 鶏ささみは1日何本まで食べていいですか
健康な成人であれば、1日3〜5本(150〜250g)まで問題ない傾向です。
タンパク質摂取量の上限は体重1kgあたり2.0g程度が目安のため、体重60kgで120g以下、つまりささみのみで賄うなら5本程度までが現実的です。
詳しくはパーソナルジム通いとサプリメント — プロテイン以外も含めた優先順位と現実的な選び方もご参照ください。
Q4. 鶏もも肉の皮は完全に取った方がいいですか
ダイエット中で総脂質を抑えたい時期は、皮を外すのが現実的です。
逆に脂質目標を達成しにくい増量期や、満足感を優先したい食事には、皮ありを選んでも問題ないケースがあります。
個人差があるため、体組成の変化を見ながら判断していきましょう。
まとめ:「むね一辺倒」より「続けやすい配分」が現実的
鶏むね肉と鶏もも肉、どちらが優れているという話ではなく、目的と続けやすさで選び分けるのが現実的です。
ポイントを整理すると以下の通りです。
- ダイエット:鶏むね(皮なし)を主軸、もも(皮なし)と組み合わせ
- 増量:鶏もも(皮なし)も積極活用、満足感とカロリー両立
- 日常:「むね6:もも4」程度の柔軟配分で続けやすく
- 皮の扱い:減量期は外す、増量期は残してもOK
- 続けやすさ:低温調理/下味冷凍/コンビニ鶏/ささみ併用
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